■初めに
2015年8月、大阪んブラスとして、2000年5月以来15年ぶりにチェコを訪れ、首都プラハを始め国内3か所でコンサートを行いました。冗長な旅日記となってしまうことを覚悟しつつ、記録として残しておくことにします。
(2000年の訪問記は当団チューバ奏者S氏のサイトにあります。http://www.pluto.dti.ne.jp/~seki-kun/)
今回のツアーは、もとチェコフィルハーモニーの首席トランペットを務めたミロスラフ・ケイマル氏の弟子筋にあたる、当団トランペットのF氏が、「聖ミクラーシュ教会でコンサートをしたい」と現地の人脈に働きかけたことに端を発します。
聖ミクラーシュ教会(右写真)といえば、ガイドブックでも定番の、第一級の観光名所。ここで日本人の、しかもアマチュアのコンサートが実現したことがまず驚きですが、話はそれだけでは収まりませんでした。
おりしも現地ではチェコトランペット協会主催の「チェコ ブラスフェスティバル」の期間中であり、「わざわざ日本から来るなら、フェスティバルにも出てもらうことにしたから!」という現地のノリ、いやご厚意で、その演目の一環として組み入れていただき、チェコ国内で合計3回の演奏機会を得ることになったのでした。
事前の折衝や準備には、F氏とともに、やはりチェコの金管奏者と親交が深く、現地に語学留学するほどチェコ語に堪能な、ホルンのS氏の活躍がありました。両氏が長年にわたりラッパと酒で築き上げた人脈と、チェコの音楽関係者各位のご尽力に、メンバー一同深く感謝をささげ、この記事をスタートしたいと思います。
■日 程 (各コンテンツへのポータル) 第1日 8月8日(土) 朝便で、関空から仁川経由でプラハへ。現地に夕方到着、夜は宴会 (1) 関空で
(2) 機内で
(3) プラハ到着
第2日 8月9日(日) 午前:自由行動、午後:車でBrandys nad Labem市へ移動。
18時(日本時間8月10日1時)から、お城の中庭で野外コンサート。
終演後にプラハへ戻り、宴会。(1) プラハかけ歩き
(2) Brandys城に到着
(3) リハーサル
(4) Antonin Kellerさんのこと
(5) いよいよ本番 ♪音源あり
第3日 8月10日(月)
終日自由行動。夜は宴会。 (1) プラハの休日
(2) トラムで徘徊
(3) 楽器博物館
(4) 今宵も宴会
第4日 8月11日(火) 午前:自由行動、午後:トラム(電車)、バスでBenatky nad Jizerou市へ移動。
18時(日本時間8月12日1時)から、お城の中庭で野外コンサート。
終演後に宴会、プラハへ戻る。(1) ルドルフィヌム(芸術家の家)へ
(2) マリオネット
(3) Benatky nad Jizerouへ
(4) 本番、そしてサプライズ ♪音声ファイルあり
(5) 楽しい遠回り
第5日 8月12日(水)
14時(日本時間21時)から、プラハ市内旧市街広場の聖ミクラーシュ教会で
コンサート。
17時から同教会で、ミロスラフ・ケイマルさん(元チェコフィル首席トランペット)の
コンサートを鑑賞。終演後、ケイマルさんともども宴会。(1) ベトナム料理店にて
(2) 聖ミクラーシュ教会での演奏会と打ち上げ ♪音声ファイルあり第6日 8月13日(木) 午前、列車でウイーンへ移動。午後、自由行動、夜は宴会。ウイーン泊。 (1) ヨーロッパ鉄道旅行
(2) 灼熱のウイーンを行軍す第7日 8月14日(金) 午前、自由行動。午後、列車でプラハへ戻る。夜は宴会。 (1) ハイリゲンシュタット
(2) 最後の晩餐第8日 8月15日(土)
第9日 8月16日(日)午前、自由行動。午後、空港へ移動。夕方便でチェコを出発。
仁川経由で関空へ夕方到着。●巻き戻す旅路
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