第8日 8月15日(土)  午前、自由行動。午後、空港へ移動。夕方便でチェコを出発

第9日 8月16日(日)  仁川経由で関空へ夕方到着


巻き戻す旅路


 いよいよプラハを発つ日。朝から、ホテル近くの商店で知人に配るお土産(マギーブイヨンの現地版)を大量に買い込んだ後、荷造りの仕上げ。特に楽器は、関空を出るときに梱包してもらったダンボールを再利用しますが、一度切り開いたダンボールをまた組み立てるのに予想以上の時間を費やしてしまいました。
 午後一番、タクシーに分乗し、住み慣れたホテルを出て空港へ向います。
 道中、運転手と片言の英語で世間話。
  [私] 「プラハは暑かった。いつもこんなに暑いのか?」
  [運] 「今年は暑い!40度になったところもある。このクルマにはエアコンがついてるけどね」
  [私] 「プラハは2度目なんだ。15年前にも同じメンバーで来たんだよ」
  [運] 「へえ! で、食い物は何がうまかった?」
  [私] 「んーそうだな、クネードリキ(※)とか。(←チェコ語で覚えてる料理はこれしかない)」
  [運] 「☆○□△!!!! (なにやら大ウケ)」

名残惜しいはずのプラハの空は、最後まで暑い暑い思い出のまま。
そして1週間前に降り立ったときの夢心地をそのまま抱いて、あっけなく帰路につきました。
※クネードリキ=肉料理などのメインディッシュに付け合せで出される、蒸しパンのような郷土料理


●道中のいろいろ

出発の朝、ホテルの近所では
なにやらドラマのロケ中


楽器は一度開梱した箱を再利用で梱包。
黒の布テープで厳重に成型

プラハ〜仁川 機内食1回目はビビンバがメイン。
こんどはちゃんとスープにお湯を入れてくれた

プラハ〜仁川 機内食2回目はオムレツ。
ブルーベリーのヨーグルトは欧州モノで美味

仁川で関空行きへ4時間の乗り継ぎ待ち
交代で荷物番をしながらロビーで過ごす

はい乗りまーす

関空行きで出た軽食のおにぎりとフルーツ。
同じ米食文化の有り難さを感じる

楽器ともども無事帰宅。
お盆の間放置していた家族に感謝

プラハで搭乗前に買った「ピルスナー・ウルケル」。
最後の1本を空けた時、本当に旅が終わった

(完)
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kakko