京阪電車は大阪・淀屋橋から京都・出町柳間の本線を中心に運行する関西私鉄の老舗のひとつで、その開通(大阪・天満橋〜京都・五条)は1910(明43)年。JR・私鉄を含め、現在の関西鉄道網を形成する路線のうちにも、京阪の流れを汲むものが少なくないそうです。
平素愛読している「地形図でたどる鉄道史 西日本編」(今尾恵介著・JTBキャンブックス刊)には「片町・京橋」の一章が設けられ、都心部から郊外にかけて縫うように走っていた往時の路線のようすが紹介されているので、その跡を実際に追ってみることにしました。
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(C)Takashi Kishi 2004
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◎探索記事の各章は別ウインドウで開くので、この表紙の全体図は記事を読みながら参照できます。「今どのあたりまで来ているのかな?」という位置関係をつかむご参考に。 |