■宇和島運輸に乗ります
第3埠頭で遠い目などしているうちに、八幡浜からの「あかつき丸」がしずしずと入港してきた。定刻は9時10分着だが、10分ほど早着のペースだ。
2014年就航の新鋭船は、スマートな船体と流線型のようなファンネルがスピード感をかもし出している。巧みな操船で接岸するのを見届ける。
第2埠頭のターミナルでは、数えるほどの乗客が発船を待っていた。海を渡って試合に赴く体育会系の学生たち。地味なスーツ姿の老人。一人たたずむ若い女性は誰に会いに行くのか、それとも誰と別れてきたのか。このあかつき丸が運ぶのは、華やいだ観光のにおいではない。一衣帯水、ひとつの水路を越えて彼岸へと渡らなければならないそれぞれの営みである。
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ゆっくりと接近する「あかつき丸」
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港内でいったん停止
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ヘッドを右へ向けてから・・・
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後退しつつ第2埠頭に接岸します |
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上部車両甲板はオープンデッキ。
なのでおしりは小さいです
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設備の整ったターミナル。
うどん食べたかった・・・
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華やかな往時が偲ばれる航路図。
意地でも手直ししないんだろうな
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左半券は乗船時にもぎられる。
右半券は上陸券だが回収はされず |
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発船20分前から搭乗です
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混雑時に列を迂回させる構造。
役立つことはあるのだろうか |
2階デッキの乗船口までは階段で。 |
それがまた徒歩で昇るには高い高い・・・
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手を振る先は家族か友人か・・・
船出ならではの風情ですね
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こちらは深々と一礼の係員さん。
別府を訪れた人への感謝でしょうか
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湯煙の町・別府を一度は離れるが・・・
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今夜舞い戻って、こちらの
「さんふらわあ あいぼり」に乗船する
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